ひたすら壁打ち

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2022年 良かった10曲(理由は後日)

みんなやってるやつ。

2021年やれなかったけど、2022年こそは……!と思って、もう大晦日終わりそう(午後10時22分)。

時間ないのでとりあえず10曲!曲順はランキングではないです。

  1. ミックスナッツ/Official髭男dism
  2. 私は最強/Ado(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
  3. Habit/SEKAI NO OWARI
  4. KICK BACK/米津玄師
  5. 菫/坂本真綾
  6. なんとなく、青/えのぐ
  7. 夏ゆきトキメキ High Tension!/Palette Project
  8. 灼熱にて純情(wii-wii-woo)/星街すいせい
  9. 青いフレア/Appare!
  10. One step at a time/Morfonica

理由は三が日くらいに書くので(予定)、10選だけ先出しします!

もう1~4は語らなくてもみんな知ってる曲なので、理由書かなくても良さそうなまである。

アニメ全然見てない&新曲を積極的に追わなかった&どちらかといえばアイドル・VTuber楽曲を聴きがちな1年だったので、めちゃくちゃ偏っていることは御赦免あられませ。

 

~~ここから理由~~

 

ミックスナッツ/Official髭男dism


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私は最強/Ado(ウタ from ONE PIECE FILM RED)


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Habit/SEKAI NO OWARI


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KICK BACK/米津玄師


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菫/坂本真綾


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なんとなく、青/えのぐ


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夏ゆきトキメキ High Tension!/Palette Project


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灼熱にて純情(wii-wii-woo)/星街すいせい


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青いフレア/Appare!


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One step at a time/Morfonica


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2020年に聴いた楽曲から10曲

 2020年、気づいたら終わるとのことで、慌てて記事を書き始めております。

 2019年は「アニメ音楽10選」をやるために12月になってから、1年に出た楽曲をリスト化して数週間かけて選曲した記憶があるのですが、今年は選び方を変えました。

 

ノミネートルールは以下のみ。

 自分のTwitterでこの1年、1度でも言及したことがある今年リリースされた楽曲。

 

 作品や作家の縛りは特にないです。

 12月にもなると、1月くらいに良かったなと思っていた曲でもめちゃくちゃ回数を聴いてしまっていて、少し慣れが来ている楽曲もあります。その辺、公平を期したいなと思いまして、Twitterで言及したということは「第一印象がとても良かった楽曲」ということになるし、その中から今現在の基準で選び直すので、「何回聴いても好きでいられる楽曲」ということになると思うからです。

 

 ……本当はあんまりたくさん楽曲を聴けなかったので、知っている楽曲から選出しようという魂胆です。年の瀬に及んでウソをつく必要もない。

 

 ではいってみよー!

 

1)PARADOX / 雨宮天

作詞:藤原優樹 作曲・編曲:トミタカズキ


雨宮天 『PARADOX』Music Video(short ver.)

 TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』OP。

 リケ恋で氷室菖蒲役を演じる雨宮天さんによるアップチューン。数学や科学分野の用語を取り込んだ歌詞は一見クールな印象もありますが、キュートな恋愛感情(おとめごころ)について見事に表現した楽曲でした。キャラクターソングではなく作品の主題歌ですし、ご本人の歌い方もキャラクターに寄せていたわけではないのですが、菖蒲の気持ちに寄り添った曲になっていて、非常によかったです。

 楽曲についていえば、キャラクターホーンセクションのキラキラ感が元気をくれます。サビの裏拍でズッダッズッダッとなるのが好きポイントですね。イケイケドンドンな感じもありつつ、素直になれないもどかしさみたいなものを感じました。
 雨宮さんはこれまでシリアスめな楽曲が多かったので、こうしたポップな楽曲は彼女の新境地を見せてくれたようにも思います。

 

2)キラメキライダー☆ / hololive IDOL PROJECT

作詞:辻純更 作曲・編曲:石濱翔MONACA


【歌詞付きPV】VTuber事務所「ホロライブ」公式曲第3弾『キラメキライダー☆』試聴動画 【配信開始!】

 VTuber事務所「ホロライブ」より、ときのそら・ロボ子さん・白上フブキ・湊あくあ・白銀ノエルの5人が歌う楽曲。イントロからピアノサウンドがめちゃくちゃ好きなのですが、楽曲のキラメキに乗ってどこまでも行けそうです。サビ前の「(1、2、3)キラメキライダー」の解放感も最高です。

 アイドルプロジェクトの楽曲であり、公式の全体曲であるこの曲。作編曲にMONACA石濱さんが抜擢されているということは、『アイドルマスターシンデレラガールズ』や『アイカツ!』での楽曲を意識した発注だったのではないかと想像します(MONACA音源まとめWikiでも言及されていましたが、「『BEYOND THE STARLIGHT』や『SHINING LINE*』などのエモみが溢れているバンドサウンド系統の石濱さん曲」が好きなら絶対刺さりますよね……!)

 

3)共鳴性白染自由主義 / Blanc Bunny Bandit

作詞・作曲・編曲:やぎぬまかな


Blanc Bunny Bandit – 共鳴性白染自由主義(PV)

 『バンめし♪』シーズン2 OPテーマ。作品内のバンドBlanc Bunny Banditの4人が歌う楽曲で、同名のアルバム『共鳴性白染自由主義』のリードナンバー。楽曲自体は2019年公開でしたが、アルバム発売が今年なので今年の楽曲ということにさせてください。

 アルバム全部が凄すぎてどれか1曲を選ぶのも難しく、「もなかのクッキングソング」とか「OUR JOURNEY」とかもホントにめちゃくちゃイイのですが、1曲だけと言われたら「共鳴性白染自由主義」かなと。サウンドがとにかくカッコいい。

 自分の道を進んでいこうとする彼女たちの強い決意表明を感じますし、メッセージ性の強さこそバンド楽曲の醍醐味だと思っているので、アニメ系コンテンツ発でこういう楽曲を聴けるのはとっても嬉しいです。

 

4)Well Wishing Word / 水瀬いのり

作詞・作曲・編曲:栁舘周平

Well Wishing Word

Well Wishing Word

  • provided courtesy of iTunes

 WWWシリーズ2曲目(1曲目は「Winter Woder Wander」)。
 ラパパ、デュワデュワ、シャラララ~。ちゅっちゅちゅる~。といったコーラスも印象的な可愛い楽曲です。

 1番では一人称が「僕」で、「Shall we dance, girl?」や「ティアラを外して!」といったように男性視点で女性に向かって、2番では「私たち」、「Shall we dance, boy?」や「ネクタイを緩めて!」といったように女性視点で男性に向かう内容になっていて、ラスサビでは交互に彼と彼女が登場しています。

 こういう王子様とお姫様の関係性みたいな、おとぎ話的ストーリー性がたまらなく好きです。繰り返される「バイバイ」も、ポジティブな未来に向かう予感をはらんでいて、ただの切ない別れでないのが良いです。

 

5)NEXT COLOR PLANET / 星街すいせい

作詞:星街すいせい 作曲・編曲:酒井拓也Arte Refact


NEXT COLOR PLANET / 星街すいせい

 ホロライブ所属のアイドルVTuber星街すいせいさんのオリジナル楽曲。絵がうまい、テトリスが強い、顔がいい。そして歌がうまい。『あんさんぶるスターズ』のアツいファンであると公言している星街すいせいさん、桑原聖さんや酒井拓也さんプロデュースの楽曲を歌えたことをとっても喜んでいたのが印象的です。

 ダンサブルで大人っぽいサウンド感、そしてブラスが気持ちを盛り上げてくれます。とにかくカッコいい。本曲は第2回VTuber楽曲大賞を受賞しており、2020年を代表するVTuber楽曲といえると思います。最高です。

 ちなみに3月にこの楽曲が発表されて、ものすごくテンションが上がったので、勢いでWikipediaに「酒井拓也」さんの項目を立てました(Arte Refact桑原聖さんの項目は昨年の夏頃作ったのですが、忙しさと気力切れで頑張れていませんでした……)。でも何かやりたい、やらなきゃ!と思わせてくれるエネルギーのある楽曲に背中を押されて頑張れました。

 すいちゃんは~? 今日もかわいい~~~!!!

 

6)World of the happiness! / リブドル!

作詞:織田あすかElements Garden) 作曲・編曲:都丸椋太(Elements Garden


【3DMV】『World of the happiness!』【オリジナル】

 今年自分に影響を与えた作品、堂々の第一位が『リブドル!』でした。日本と中国の両方で活動するバーチャルアイドルプロジェクトです。

 「越えていこう ありとあらゆるボーダーライン 鮮やかに」といった歌詞が示すように、次元や国境を越えた彼女たち6人の活動を表現した楽曲になっています。ライブ映えするサウンドも素晴らしく、10月のデビュー2周年ライブ(オンライン)でも、この楽曲のコールアンドレスポンスは最高でした。

 昨年末くらいに気になって、アニメを一気に見て、生放送を追いかけるようになり、中国語も勉強するようになりました。そんな『リブドル!』が自分の好きなElements Gardenの提供で楽曲を歌っていて、情報を見たときは本当にビックリしました!都丸さんの楽曲の魅力であるオシャレさもバチバチに感じられます。

 『リブドル!』は今年相次いで楽曲をリリースし、メンバーソロ曲に始まり、爽やかな夏楽曲「Cool Girl」や中国の伝統楽器を活かした「HEROINE」、6人がバンドに挑戦した曲「Unite」、そして2周年曲「Wish You」などなど素晴らしい曲がこれでもか!と供給されました。12月23日にはデジタルアルバム『W -double-』がリリースされたので、未チェックの方は是非よろしくお願いします!!

www.revdol.com

 

7)独白 / 坂本真綾

作詞:坂本真綾 作曲・編曲:内澤崇仁
ストリングス編曲:石塚徹・内澤崇仁


坂本真綾 - 『独白』 Music Video

 『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-前編 Wandering: Agateram』主題歌。2018年リリースの「逆光」もとんでもない楽曲でしたが、「独白」も形容できないほどにスゴい。

 ピアノ1本で静かに歌い上げられる1番、そして一気にギターやベース、鐘の音が入り、怒涛のストリングス。楽曲の展開は嵐のごとく非常に劇的で、特に間奏の凄まじいエネルギーは聴く者を圧倒することでしょう。

 聴き始めると、息ができないくらい楽曲の世界に引き込まれます。静穏にみえて吹きすさぶ情動。ストリングスが伝える緊迫感。メロディやコードも複雑に感じられますが、それを淀みなくナチュラルに歌いこなす坂本真綾さん、凄すぎます……。

 

8)23時の春雷少女 / 鬼頭明里

作詞・作曲:田淵智也UNISON SQUARE GARDEN) 編曲:やしきん・成田ハネダパスピエ) 


鬼頭明里 1stアルバム「STYLE」収録曲 「23時の春雷少女」Music Video short ver.

 思わず乗ってしまうメロディのキャッチーさ。さすが田淵智也さんの楽曲と言わざるを得ない楽曲のポップさと疾走感。それらをクリアに届ける鬼頭明里さんの歌声。この楽曲は声優ソングがどうあるべきかの一つの解だと思いました。とにかく曲のパワーが強い。

 しかし、ただ曲が強いだけでは「ソング」ではなく「ミュージック」です。この曲、歌詞の世界観もかなり好きなんですよね。

 歌詞を見てみると「識別」「コマンド」「エラーコード」「プログラム」「フリーズ」「デリート」「Are you press "NO"?」などデジタルなフレーズがたくさん登場します。こうした固く機械的な存在に対して、春雷のような存在(23時の春雷少女)が感情や心を与えるというハートフルな展開。

 この曲を聴きながら、(無感情でクールな少女が、明るくキラキラな少女と恋してるみたいなストーリーだったらいいな……!)とめちゃくちゃ思いましたが、「23時の春雷少女」を百合で解釈している人はいませんでした。

9)大切を数えよう / 一柳隊

作詞・作曲・編曲:谷ナオキ

大切を数えよう

大切を数えよう

  • 一柳隊
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 舞台『アサルトリリィ League of Gardens』EDテーマ。
 同じシングルの表題曲「Edel Lilie」も強かった……!『アサルトリリィ』は印象的な楽曲が多かったです。

 「大切を数えよう」は目を見張るような名曲!という楽曲では正直ありませんが、すごく心があったかくなる楽曲で、耳から直接感情に作用するんですよね。聴いてよかったなと思える楽曲です。

 みんながそれぞれ「一人じゃないよ」と伝えあい、一人一人が「みんなと」の幸せを「そっと願っている」のが優しい世界ですよね。舞台は残念ながら拝見していないのですが、手拍子や希望溢れるサウンドは人とのつながりや一体感を感じさせますし、曲のタイトルである「大切を数えよう」というフレーズは繰り返し登場する中で、やさしさを増幅してくれる気がします。

 作詞・作曲・編曲の谷ナオキさんはLOVE ANNEX所属で、TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』ED主題歌「NEO SKY, NEO MAP!」でもアレンジを担当されるなど、少しずつ頭角を現しているので期待しております。

10)サヨナラから始まる物語 / 星見プロダクション

作詞・作曲:大石昌良 編曲:大石昌良・岸田勇気


【アニメーションMV】サヨナラから始まる物語 / 星見プロダクション 作詞・作曲:大石昌良 編曲:大石昌良・岸田勇気【IDOLY PRIDE】

 サイバーエージェントミュージックレイン、ストレートエッジが協力したメディアミックスプロジェクト『IDOLY PRIDE』の楽曲で、「サヨナラから始まる物語」は新人アイドル10人からなるユニット星見プロダクションが歌っています。

 爽やか系ロックサウンドはアイドル作品の王道的楽曲ですが、ただポジティブなだけじゃないのがこの曲のニクい部分。ドラマ性がありますし、ピアノやストリングスのサウンドやギターソロからエモーショナルさがあふれ出ています。

 まだほとんどストーリーを知らない段階で聴いているので表面的にしか聴けていませんが、「サヨナラから始まる」というのがまたいいですよね。一瞬(ん?)と思わせるリリックですが、「駆け出したら いつでもそこがスタートライン」が見事に対応しています。2021年スタートのアニメをみると、さらに奥行きを感じられるのでしょう。

☆)e☆Jump→Dream!! / えのぐ

作詞・作曲・編曲:キノシタ


キノシタ feat.えのぐ - e☆Jump!→Dream!! [Official Music Video]

 なんか1こ多くない?

 いや、この曲を語らずに1年は絶対に終われない!!!!殿堂入りの1曲ということで、もう一曲だけお付き合いください~~~~!

 VRアイドルえのぐによるキラキラポップチューン。コール&レスポンスも完璧、楽曲の発表が今年の5月だったのですが、ライブで声出したい……!彼女たちの名前を叫びたい!と心の底から願っています。

 間奏部分、白藤環ちゃんの「たったったまきー!」が本当にかわいくて、元気になれて、これまた最高。前向きになれて、パワフルで本当に今年後半はこの曲に救われてました。

 作詞・作曲・編曲のキノシタさんによるえのぐ楽曲「Original Color Girls!!!!」も本当に素晴らしく、これもコール&レスポンスしたくなっちゃう仕掛けが盛りだくさんです。こちらは楽曲が実写MV(えのぐメンバーをリアルの役者さんが演じてくれている)なので、VTuberのファンにはとっつきにくいかもですが、本当に超がつくほどいい曲なので一回聴いてください!!!!


【ドラマMV】キノシタ feat.えのぐ - Original Color Girls!!!! [Official Music Video]

 キノシタさんの楽曲は口ずさみたくなるキャッチーさがありますし、言葉の遊び方もうまいんですよね(「いーじゃん(e☆Jump)」とか「一緒だColor(一緒だから)!」とか)。

 これらの楽曲はえのぐ1stアルバム『真っ白な夢の世界』に収録されているので、ぜひ聴いてください……!(現物は下のリンクから。サブスクもあります!)

enogu.booth.pm

 

 先日(12月29日)のえのぐワンマンライブではキノシタさん提供の新曲「Present for you!」も発表されましたが、これがまたスゴい。ちょっと遅れてやってきたクリスマスプレゼントもメロディが忘れられない……。CD化やMV制作が進行中とのことで、2021年がもう楽しみです。

 

 

 というわけで以上10曲、、、いや11曲でした!
 どこかで全ノミネート曲の話もしたいな……!お読みくださりありがとうございました!

 

 最後にノミネート楽曲はこんな感じでした。順番は適当です。

1 雨宮天「PARADOX」
2 キャロル・マールス・ディーンハイム(CV:水瀬いのり)「スフォルツァンドの残響」
3 hololive IDOL PROJECT「キラメキライダー☆」
4 バンドリ5バンド「TWiNCLE CiRCLE」
5 バンドリ5バンド「大盛り一丁!ガルパ☆ピコ」
6 Blanc Bunny Bandit「共鳴性白染自由主義
7 水瀬いのり「Well Wishing Word」
8 星街すいせい「NEXT COLOR PLANET」
9 petit fleurs「ミラフル**」
10 楠木ともり「僕の見る世界、君の見る世界」
11 内田真礼「ノーシナリオ」
12 相羽あいな「Liar Pain」
13 リブドル!「World of the happiness!」
14 坂本真綾「独白」
15 鬼頭明里「23時の春雷少女」
16 キズナアイ「the MIRACLE」
17 デーモン閣下×宝野アリカ「薔薇異形」
18 松下×Nayuta「Love♡Vacation」
19 Run Girls, Run!「イルミナージュ・ランド」
20 AZKi「ローテート・リピーテッド」
21 水科葵「メロウ」
22 えのぐ「e☆Jump→Dream!!」
23 えのぐ「Original Color Girls!!!!」
24 菊地真「Ever Sunny」
25 デレマス「Go Just Go!」
26 鈴木みのり「Now Is The Time!」
27 一柳隊「大切を数えよう」
28 ミライアカリ「Fly to NEW WORLD」
29 IDOLiSH7「DiSCOVER THE FUTURE」
30 星見プロダクション「サヨナラから始まる物語」

アルバム
早見沙織『シスターシティーズ』
BBB『共鳴性白染自由主義
ときのそら『My Loving』
りゅうおうのおしごと!アルバム

Twitterで言わなかったけど超好きな曲
Altimate!!「Summer Is Over」
GEMS COMPANY「ときめきドリームライン
angela「乙女のルートはひとつじゃない!」
鈴木雅之 feat. 鈴木愛理「DADDY! DADDY! DO!」

 

 来年もまたいい年でありますように!よいお年を!!

2020年のElements Garden(中間報告)

 7月も終わろうというタイミングですが、みなさまElements Garden楽曲聴いていらっしゃいますでしょうか。
 さっそく今年2020年上半期のエレガ楽曲を振り返りつつ、これからの展望も併せてご紹介したいと思います。

  今回も以前の記事(2019年Elements Garden楽曲 回顧と展望)同様、コンテンツやジャンルごとに見ていきます。

 ※15000字くらいあるので、PCで読むことをオススメします。

 [:contents]

BanG Dream!

アニメ・CD

 今年1月、TVアニメ第3期が放映された『BanG Dream!』。今一番熱いといっても過言ではない作品です。新バンド「Morfonica」が発表されたり、2021年以降の劇場アニメ化も発表されたりと、激熱のバンドリ旋風は留まるところを知りません。

  こうした勢いを象徴するように、1月8日に発売されたPoppin' Partyの15th シングル『イニシャル/夢を撃ち抜く瞬間に!』はオリコンのウィークリーチャートで1位を獲る大快挙を成し遂げました。

  >リリース記事:https://bushiroad-music.com/678  

イニシャル

イニシャル

  • Poppin'Party
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  そんなバンドリ、この半年(2020年1~6月)でなんと10枚ものCDがリリースされております。

 さらに7月には昨年度の「第14回 声優アワード」で歌唱賞を受賞したRoseliaの2ndアルバムが、8月には””楽曲が強い””と話題のRAISE A SUILENの1stアルバムがリリースされるなど、ファン待望のアルバム化もぞくぞく展開されています。

  参考までに現在(2020/7/31)時点で判明している、今年発売のバンドリ関係のCDを示しましょう。以下の通りです。 

  1.  1月8日 Poppin' Party
      15thシングル『イニシャル/夢を撃ち抜く瞬間に!
  2.  1月15日 Roselia
      10thシングル『約束
  3.  1月22日 RAISE A SUILEN
      4thシングル『DRIVE US CRAZY
  4.  3月4日 Pastel*Palettes
      6thシングル『ワクワクmeetsトリップ
  5.  3月11日 Afterglow
      6thシングル『Easy come, Easy go!
  6.  3月18日 ハロー、ハッピーワールド!
      6thシングル『にこ×にこ=ハイパースマイルパワー!
  7.  4月8日 
     『BanG Dream! 2nd&3rd Season」オリジナル・サウンドトラック
  8.  5月27日 Morfonica
      1stシングル『Daylight -デイライト-
  9.  5月27日
      『バンドリ!ガールズバンドパーティ!カバーコレクション Vol.4
  10.  6月1日 (配信のみ)
      「バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバコレSpecial Selection
  11.  6月24日 Poppin'Party
      2ndアルバム『Breakthrough!
  12.  7月15日 Roselia
      2ndアルバム『Wahl
  13.  8月12日 香澄×蘭×彩×友希那×こころ
      シングル『大盛り一丁!ガルパ☆ピコ
  14.  8月19日 RAISE A SUILEN
      1stアルバム『ERA
  15.  9月30日 Pastel*Palettes
      7thシングル『ゆめゆめグラデーション
  16.  10月21日 RAISE A SUILEN
      5thシングル『Sacred World
  17.  10月28日 Afterglow
      7thシングル『Sasanqua
  18.  11月25日 ハロー、ハッピーワールド!
      7thシングル『うぃーきゃん☆フレフレっ!

  いったい何曲あるんだ……(数えてない)

 さて、注目すべきはRAISE A SUILEN(RAS)とMorfonicaでしょう。
 RASは先日舞台も成功させましたし、今秋から放映されるTVアニメ『アサルトリリィBOUQUET』の主題歌を担当することも発表されています。曲も安定のゴリゴリサウンド、たまりません。

  ヴァイオリンが入った新バンドMorfonicaの展開も目が離せません。Morfonicaの「Daylight -デイライト-」は初めて聴いたときのインパクトが大きかったです。誰が聴いても””上松範康””を感じるイントロの旋律。いやあつよい。

Daylight -デイライト-

Daylight -デイライト-

  • Morfonica
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  ライブを含めたリアルイベントの開催が困難な情況ではありますが、ファンによる「バンドリ熱」でガンガン応援していけたらと思います。 

バンドリ!ガールズバンドパーティ!と新人作家

 アプリゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ!(ガルパ)』、7月30日には国内ユーザー数1300万人突破をお知らせされていましたね。 今年3月に3周年を迎えていますが、今なおとんでもない勢いです。

 新規オリジナル楽曲のほか、定期的に追加されるカバー曲のアレンジを全曲エレガが担当されています(だからこそ上述のCDのリリースペースにもなるわけです)。

 
「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」オープニングムービー

 3周年を迎えたガルパのオープニングムービー、曲は「TWiNCLE CiRCLE」(作詞:織田あすか、作編曲:菊田大介)です。これがめちゃくちゃいい曲です。バンドは楽しい!

 カバーも含めて毎週1曲以上くらいのペースで楽曲が供給されており、エレガ大丈夫か……?と心配になる気持ちもあったのですが、なんと2020年エレガに新人作家さんが3人加わったことが発表されています。 

 ・下田晃太郎さん(3月)https://www.ariamusic.co.jp/elements-garden/kotaro-shimoda/

 ・日高勇輝さん(6月)https://www.ariamusic.co.jp/elements-garden/hidaka/

 ・近藤世真さん(7月)https://www.ariamusic.co.jp/elements-garden/kondo/ 

 バンドリで初めてお名前を拝見したお三方ですが、エレガ箱推しマンとしては、それぞれどんな楽曲を作られるのか今後が楽しみです。 

 余談ですが、今年追加されたオリジナル曲で一番好きな曲を「Wonderful Sweet!」か「I love your way!」で迷っています。年末まで考えようと思います。

うたの☆プリンスさまっ♪

全体概観

 『うたの☆プリンスさまっ♪』、略して「うたプリ」。昨年は劇場版が公開されて大盛り上がりでしたが、今年の6月24日にめでたく10周年を迎え、さらなる盛り上がりを見せてくれそうです。

 >10周年サイト:https://www.utapri.com/sp/utapri_10th_anniversary/

 楽曲について振り返ると、まず「Another World~WHITE&BLACK~」のテーマソングCDが4月15日に発売されましたね(Short ver.の先行配信は2月)。デジタルでエッジの効いた2曲(「WHITE GRAVITY」「BLACK DEJAVU」)はとっても素敵でした。 

うたの☆プリンスさまっ♪Another World〜WHITE&BLACK〜 テーマソング「WHITE GRAVITY short Ver.」

うたの☆プリンスさまっ♪Another World〜WHITE&BLACK〜 テーマソング「WHITE GRAVITY short Ver.」

  • provided courtesy of iTunes
うたの☆プリンスさまっ♪Another World〜WHITE&BLACK〜 テーマソング「BLACK DEJAVU short Ver.」

うたの☆プリンスさまっ♪Another World〜WHITE&BLACK〜 テーマソング「BLACK DEJAVU short Ver.」

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  次は8月26日にHE★VENSによるドラマCD『Paradise Lost』上・下巻、新曲「Fall on me」「Beside you」がそれぞれに収録される予定です。こちらはそれぞれ作編曲を都丸椋太さんと笠井雄太さんが担当、作詞はどちらも織田あすかさんが担当されています。

 また9月16日にはST☆RISHQUARTET NIGHTHE★VENSそれぞれの新曲1曲が収録されたグループソングCD『SUPER STAR/THIS IS...!/Genesis HE★VENS』が発売になります。公式サイトで何度も試聴していますが、今からフルサイズが待ち遠しいです。

  発売日は未定ですが、10周年を記念したミュージックビデオCDQUARTET NIGHTのソロシングルシリーズなども制作が決まっています。そしてNintendo Switch版のゲーム3作の連動購入キャンペーン楽曲もまだ未発表です。どんな曲になるんでしょう。

舞台 劇団シャイニング

 舞台『劇団シャイニング』関係では、昨年10月に上演されたシアターシャイニングシリーズから『エヴリィBuddy!』のサウンドトラック&レビューソングコレクションがこの4月に発売されました。刑事のバディもので、コミカルなシーンもたくさんありましたが、緊迫感あるBGMが秀逸です。

 レビューソング「Justice All Win!!」(作詞:織田あすか、作編曲:岩橋星実)はイントロや感想にサイレンの音が入ったり、スピーディーが楽曲展開が気持ちよく、お気に入りの一曲です。

Justice All Win!!

Justice All Win!!

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  『BLOODY SHADOWS』も上演を予定しているとのことで、年内は難しいかもしれませんが、楽しみにしたいです。

  まだまだ「うたプリ」はキスよりもすごい音楽を聴かせてくれそうですね。

戦姫絶唱シンフォギア

DVD&BD特典

 『戦姫絶唱シンフォギア』、こちらは昨年アニメ5期が放映され、お話は完結。今年はDVD&BDシリーズの発売が続いていました。

 なんといっても、1月8日発売の第4巻特典CD収録「スフォルツァンドの残響」「Cutting Edge×2 Ready go!」は本当に素晴らしい楽曲で、在宅勤務中に毎日ずっと聴きながら仕事をするくらい、なくてはならない存在です。 


「スフォルツァンドの残響」キャロル(CV:水瀬いのり)試聴動画

 
「Cutting Edge×2 Ready go!」月読調×暁切歌(CV:南條愛乃×茅野愛衣)試聴動画

  第5巻には「PERFECT SYMPHONY」「Xtreme Vibes」が、第6巻には「未来へのフリューゲル」とアニメのラストで怒涛のように歌われた楽曲がCD化。その布陣をご覧ください。

 「PERFECT SYMPHONY」 作詞:上松範康 作編曲:藤田淳平

 「Xtreme Vibes」      作詞・作曲:上松範康 編曲:藤間仁

 「未来へのフリューゲル」 作詞・作曲:上松範康 編曲:菊田大介

 エレガ四天王が堂々君臨。これにはシェム・ハもビックリ、こんなん世界救うに決まってますわ……。

 また第6巻には小日向未来(CV:井口裕香)の新曲「FOR THE FUTURE」が収録されたのも衝撃でした。

 戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED 他

 小日向未来さん、1月にはアプリゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』でも新曲を披露されていらっしゃいました(「おかえりを言う為に」)。未来さんファンには本当に至れり尽くせりな2020年です。

 XD関連では4月、「竜姫咆哮メックヴァラヌス」「竜姫咆哮メックヴァラヌスD」というイベントで三人娘(板場弓美(CV:赤﨑千夏)、寺島詩織(CV:東山奈央)、安藤創世(CV:小松未可子))が新曲「友達以上、ヒーロー未満」が発表されました。これがめちゃくちゃいい曲なので、フルサイズ待ちです。アルバム第3弾はまだか。

 「メックヴァラヌス」、なんとシナリオを原作者の金子彰史さんが書き下ろされており(!)、オリジナルキャラクターである並行世界の代行指令、凪景義がとってもイイキャラしてました。事件は収束を見せたものの、いろいろ続きが気になる展開なので、またこの並行世界にテイクオフッ!してほしい気持ちです。

 

 本題に戻りましょう。
 10月には水樹奈々さんの40枚目のシングル『FIRE SCREAM』が発売されますが、表題曲の「FIRE SCREAM」はXDの新テーマソングになることが発表されています。作曲:上松範康、編曲:菊田大介の布陣、期待度高しです。 

 また今年4月からはパチンコ『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』も全国の遊戯店に導入され、新規の”適合者”さんもシンフォギアのエレガ楽曲に触れる機会が増えましたね。 

 9月のライブは延期になってしまいましたが、シンフォギアもいろいろ展開してくれそうです。適合者のみなさん、生きるのを諦めないでッ! 

GHOST CONCERT

ミニアルバム

 今年3月にライブイベントを予定していたGHOST CONCERT(ゴーコン)。7月延期が発表されたものの、開催かなわずでとっても残念です。

 しかし4月には待望のミニアルバム『SHOW TIME』が発売され、「恋して人生 トレビアン♪」全力勢の心を明るくしてくれました。

 同CDには、未発売だった「恋して人生 トレビアン♪」「CALL ME BILLY!」「エウカリスティア」の3曲だけでなく、完売して長らく入手が困難であった明智光秀(CV:蒼井翔太)の「GHOST CONCERT」「告白」の2曲も収録されており、ゴーコンに興味を持った人にもうれしいCDになっています。


【GHOST CONCERT】GHOST SONG xx.「SHOW TIME」

  5月の大型連休には、これまで発売された楽曲のフルサイズ試聴動画も公開されていましたね。配信がない分、布教のために常にフルサイズで公開してあるとうれしいなと思うわけですが……(みなさんCDを買いましょう!)

 >公式通販:http://cmi.tokyo/shopbrand/ct10/ 

 次の展開があるのかないのか見通しは不明ですが、今は発売されている29曲をじっくり味わいたいと思います。

TVアニメタイアップ

昨年:『Z/X Code reunion

 まず昨年放映されていた『Z/X Code reunion』のBD BOXが発売になり、ED主題歌「ガール・ミーツ・ガール」(作詞:織田あすか、作編曲:都丸椋太)のフルサイズが聴けるようになりました。ポップで可愛くてめちゃくちゃいい曲です。

 歌唱陣が小倉唯内田彩水瀬いのり長縄まりあ鈴木愛奈富田美憂というレアなメンバーでかなり多くの需要があると思うのですが、公式試聴なし・配信なし・BD BOXの特典のみの収録・BD BOX1箱25,000円というハードモード。もっともCD化されているだけ喜ぶべきことなのですけど……。

1月『BanG Dream! 3rd Season』

 2020年1~3月期は上述の『BanG Dream! 3rd Season』でこれでもか!とElements Garden楽曲を堪能できました。13話で歌われた新曲もPoppin'Party、Roselia、RAISE A SUILENそれぞれのアルバムに収録され、8月中に全曲フルサイズを楽しむことができそうです。

4月『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』

 2020年4~6月期のアニメは””エレガ祭り””とでも言いましょうか、4作品で主題歌を担当するという活躍でした。

 『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』のOP主題歌「天秤-Libra-」(作詞:RUCCA、作編曲:菊田大介)は、歌唱「西川貴教+ASCA」という字面だけでパワフルな楽曲でした。
 西川さんは「革命デュアリズム」ぶりのエレガ楽曲。今回もスケール壮大な世界観を高らかに歌い上げられており、十分話題にはなっていますが、もっともっと話題になっていい楽曲だと思います。 

天秤-Libra-

天秤-Libra-

  • provided courtesy of iTunes

 
西川貴教+ASCA「天秤-Libra-」Music Video (Short ver.) (TVアニメ『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』OPテーマ)

4月『文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~』

 続いては『文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~』ED主題歌「藪の中のジンテーゼ」(作編曲:藤間仁)、歌うは南條愛乃さんです。もはや定番なまである。

 ”浪漫的”と表現するのがふさわしい、叙情豊かな楽曲です。 

藪の中のジンテーゼ

藪の中のジンテーゼ

  • provided courtesy of iTunes
4月『デジモンアドベンチャー:』

 『デジモンアドベンチャー:』ED主題歌「悔しさは種」(作編曲:藤永龍太郎)がファンを驚かせました。デジモンにエレガ参戦です。

 歌は藤川千愛さん、昨年は『ゲゲゲの鬼太郎』や『盾の勇者の成り上がり』などでも藤永さん作編曲の楽曲を歌唱されていらっしゃいましたね。疾走感のあるロックサウンドが、日曜朝のアニメを鮮やかに彩ります。放送は一時ストップしていましたが、現在は通常通り放送中です。

悔しさは種

悔しさは種

  • provided courtesy of iTunes
4月『カードファイト!! ヴァンガード外伝 イフ-if-』 

 4つ目は『カードファイト!! ヴァンガード外伝 イフ-if-』ED主題歌「Gonna be right」、こちらを歌うはブシロードのDJコンテンツ『D4DJ』発のユニットPeaky P-keyです。 

 ヴァンガードらしさも感じさせる詞は織田さん、一度聴いたら忘れられない力強いメロディは上松さんが担当されています。そして今までのエレガにはなかったサウンド感を表現しているのが竹田祐介さん。新しい時代の芽吹きを感じます。

Gonna be right

Gonna be right

  • Peaky P-key
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
7月以降のアニメタイアップ

 7月開始作品でエレガ楽曲のアニメはないのですが、10月からは前述の『アサルトリリィ BOUQUET』のほか、『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』(略称はキミ戦)の劇伴をElements Garden(都丸椋太・岩橋星実藤永龍太郎)が担当されることが発表されています。

 他にもこれから発表の作品があるかもしれません、要チェックですね。

声優・アーティスト

福山潤

 1月に福山潤さんのアルバム『P.o.P –PERS of Persons-』が発売され、竹田祐介さん作編曲の新曲「Territory」が収録されました。こちらもなかなか凶悪なサウンドです。
 同アルバムには以前シングルに収録された「Tightrope」(作編曲:竹田祐介)のアルバムバージョンも収録されています。

Territory

Territory

  • 福山 潤
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
宮野真守

 1月末には宮野真守さんのデジタルアルバム『MAMORU MIYANO presents M&M REMIX 2』にこれまでライブでしか聴けていなかった「シャイン(Prince mix)」(作曲:上松範康、編曲:藤間仁)が収録され、ファンを沸かせました。ゴージャス感ある。

シャイン

シャイン

  • provided courtesy of iTunes
水瀬いのり 

 続く2月には水瀬いのりさんの8thシングル『ココロソマリ』が発売、カップリング曲「僕らは今」(作編曲:藤永龍太郎)が収録されました。
 同曲はライブツアー「We Are Now」のテーマソングになるはずだった楽曲。残念ながら全公演中止になってしまったものの、先日MVが公開され、今後ライブなどで歌唱されるのが楽しみな1曲となりました。


水瀬いのり「僕らは今」MUSIC CLIP

相羽あいな

 エレガ楽曲ファンとしてもっとも注目しなければならないのが、4月15日発売、相羽あいなさんのミニアルバム『SiGN』です。
 上松範康プロデュースと銘打たれたミニアルバム、1曲目「Beauty or Beast」は女子プロレス団体スターダムのテーマソングにもなっています。

  その収録曲は以下の通り。

  1.  「Beauty or Beast」作詞:RUCCA 作曲:上松範康 編曲:菊田大介
  2.  「Dream Flying!」 作詞:Spirit Garden 作編曲:藤田淳平
  3.  「センスオブワンダー」作詞:RUCCA 作編曲:藤永龍太郎
  4.  「Liar Pain」作詞:Spirit Garden 作編曲:竹田祐介
  5.  「Signal」作詞:Aina Aiba 作編曲:菊田大介
  6.  「Love -4U-」作詞:RUCCA 作編曲:藤間仁


相羽あいなミニアルバム「SiGN」全曲ワンコーラス試聴動画

 豪華制作陣です(個人の感想です)。

 ところで2曲目と4曲目を作詞している「Spirit Garden」というのは、いかにもエレガと関係がありそうな名前ですが、情報がまったくなく詳細不明です。個人なのか、ユニット名なのかもわかりません。
 Roseliaの総選挙曲「Break your desire」で初めて登場、『アサルトリリィBOUQUET』OP主題歌「Sacred World」も作詞するようです。ブシロード関係の楽曲以外にも、後述する『FFBE幻影戦争』や『CUE!』に詞を提供しています。何者なんだ……。

 RUCCAさんはもはやエレガメンバーではないかと思うくらい詞を担当されています。準レギュラーですね。 いつもありがとうございます。

アイドル

ジャニーズ

 今年最大のエレガニュースといっても過言ではないのが、Kis-My-Ft2への楽曲提供でしょう。しかも2曲も!

 2019年2月、テレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』に上松さんが出演した際に、アニメ好きで知られるキスマイ宮田俊哉さんと邂逅。以来、親交の様子がときどきTwitterなどで報告され、多くのファンが宮田さんにエレガ楽曲を!と待ち望んでいました。

 そんな夢を実現してくださったのが、3月発売のアルバム『To-y2』。収録された7人曲「COUNT 7EVEN」(作詞・作曲:上松範康、編曲:藤永龍太郎)はビッグバンド調の楽曲で、銃声がカッコいい大人な楽曲です。
 そして宮田俊哉さんと玉森裕太さんによる「運命」(作曲:上松範康、編曲:菊田大介)もドラマティックな楽曲で魅力的です。

 これまでエレガ×ジャニーズ楽曲といえば、Kinki Kids風の色」(作曲・共編曲)と嵐「Reach for the sky ~天までとどけ」(編曲)の2曲が知られていましたが、今回「COUNT 7EVEN」は作詞もエレガが担当。作詞・作曲・編曲をすべてエレガのみで担当したのは初であり、ファンとしてたいへんうれしく思います。

コレットプロモーション

 コレットプロモーションさん関係では、藤川千愛さんの2ndアルバム『愛はヘッドフォンから』が4月8日に発売されました。先行配信されていた楽曲やライブで披露されていた楽曲などを中心に14曲が収録、藤永さん・竹田さんファンはマストバイの1枚というほど、藤永・竹田づくしです。


藤川千愛2ndアルバム『愛はヘッドフォンから』全曲ダイジェスト

 また同事務所発の新アイドルユニットBenjaminJasmine(ベンジャミンジャスミン)の1stミニアルバムも4月末にリリースされ、収録の6曲が藤永さん・竹田さんづくしです。 

細胞

細胞

  • BenjaminJasmine
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  さらに同事務所からは先輩ユニット、ナナランドが新体制で8月26日にシングル『ジャンジャカジャカスカ』をリリース、楽曲制作陣は未発表ですが、これまで通りElements Gardenが楽曲提供しているものと思います(こちらもおそらく藤永さん・竹田さんづくしでしょう)。期待してます。

ゲーム(コンシューマー・アプリ・美少女ゲーム

コンシューマー

 7月9日発売『eBASEBALL パワフルプロ野球2020』のBGMを岩橋星実さんが担当されていました。今回はペナントの音楽を制作されているそうです。
 記憶によれば、岩橋さんがパワプロの音楽を担当されるのは、2014、2016、2018年に続いて4回目のように思います(※2013年以前は未調査)。

アプリ・ブラウザゲーム

 まず思い出すのは『FFBE幻影戦争』にて、PVテーマソング「ALL FOR LOVE」(作曲:上松範康、編曲:藤間仁)ですね。歌はRASでもおなじみRaychellさん、作詞はSpirit Gardenです。
 いやあ、この壮大さはファイナルファンタジーだし、このメロディはエレメンツガーデンです。


【FFBE幻影戦争】アニメーションPV

 『刀剣乱舞 -ONLINE-』では、引き続き都丸椋太さんが近侍曲を担当。今年は6月末に「ソハヤノツルキ」1振の楽曲を担当していらっしゃいましたね。

  その他『バンドリ!ガールズバンドバーティ!』や『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』でも引き続きElements Gardenが音楽を制作しています。

美少女ゲーム

 今年は4月発売、ういんどみるOasisはぴねす!2りらっくす』(『はぴねす!2』ファンディスク)のOP「Happy Halation!」、ED「Radiant Magic」作編曲を菊田大介さんが担当されました。
 CDではなく、ソフト同梱のシリアルコードを「ネクストン・オンライン」に登録、そこからzipファイルをダウンロードするというのは、なんだか新鮮でしたね。


はぴねす!2 りらっくす オープニングムービー

  7月にはフロントウイング『グリザイア:ファントムトリガー Vol.7』も発売になりました。これまで通り、BGM、OP、特典キャラクターソングは藤間さんが担当されています。

 7巻特典キャラソンヨスガの炎」は、これまでバンドサウンドがメインだったキャラソンたちと毛色が違う気がします。 


「グリザイア:ファントムトリガー vol.7」キャラクターソング試聴動画

  またriyaさんが歌う新エンディングテーマ「黎明のエリュシオン」を菊田さんが担当、グリザイアシリーズの音楽を菊田さんがやるのは『グリザイアの迷宮』ぶりですかね。


「グリザイア:ファントムトリガー vol.7」エンディングテーマ試聴動画

  グリザイアといえば、11月に劇場アニメ『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー』が公開予定。OPは黒崎真音さん「幻想の輪舞」(昨年3月発売、作編曲:藤間仁)、EDは新規楽曲で、南條愛乃さん「涙流るるまま」(作編曲:藤間仁)と藤間さん大感謝祭です。


【特報】11/27(金)劇場上映『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー』PV/歌・南條愛乃【最新作】

 グリザイアといえば、アプリゲーム『グリザイア:クロノスリベリオン』はどうなっているんでしょう……。昨年8月に公開されたOPテーマ、南條愛乃さん「新世界」(作編曲:藤間仁)もいつかフルサイズが出ると思いますが、その日が待ち遠しいですね。


『グリザイア クロノスリベリオン』OPムービー 『新世界』/歌:南條愛乃

 さてさて。

 ゲームの発売時期は未定ですが、Sprite『蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2』も再始動が決定しましたね。音楽をElements Gardenがやるとは発表されていませんが、おそらくするでしょう。
 そうした動きを裏付けるように、6月には『蒼の彼方のフォーリズム』挿入歌「INFINITE SKY」のFaylanさんバージョンが公開されました。「試聴用」と書いてありますが、CDのリリース予定があるんでしょうか、気になります。 


蒼の彼方のフォーリズム 挿入歌 - INFINITE SKY

その他

舞台(FFBEミュージカル・宝塚『はいからさんが通る』)

 舞台関係では『「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL』のテーマソング「終幕の果て」が上松さん作曲でした(楽曲詳細クレジット未確認)。こちらは3月に行われた無観客上演の映像が9月にDVDとして発売されるそうです。 

 3月上演予定だった宝塚歌劇団花組による大劇場公演『はいからさんが通る』は7月に延期、無事に公演が始まりました。前回(2017年)に引き続き、音楽を藤間仁さんが担当されていらっしゃるようです。

 今年は舞台にとっては厳しい年ではありますが、『劇団シャイニング』含め、まだまだ予定されているものもあるので、気長に待ちたいなあと思います。

D4DJ

 ブシロードが送るDJコンテンツ『D4DJ』、Elements GardenはそのうちのPeaky P-keyというユニットの音楽プロデュースを担当されていらっしゃいます。

 今年1月、「電乱★カウントダウン」を収録したDeparture Discが発売になり、音楽面のリリースが本格始動。
 4月には「Let's do the 'Big-Bang!'」を収録した1stアルバムが、6月には前述の『カードファイト!! ヴァンガード外伝 イフ-if-』EDテーマ「Gonna be right」を収録した2ndアルバムが発売されています。 

 エレガがクラブでかかりそうなEDM的な曲をやるのが、なんだかあったようでなかったので新鮮です。これは完全にエレガびいきの発言なのですが、やっぱり盛り上がるのはエレガ曲、特に上松さんの曲だなあとなっています。

電乱★カウントダウン

電乱★カウントダウン

  • Peaky P-key
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
Let's do the `Big-Bang!'

Let's do the `Big-Bang!'

  • Peaky P-key
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

  来年1月になってしまいますが、Peaky P-keyの1stシングル『最頂点Peaky&Peaky!!』やカバー曲アルバムの発売も予定されています。「最頂点Peaky&Peaky!!」は作詞織田あすかさん、作編曲竹田祐介さんです。なんというか、竹田さんってやっぱりエレガメンバーなんだなあという感じです、伝統の上に立脚しているといいましょうか。エレメンツガーデン楽曲が好きな方は聴けばわかると思います。

 カバー曲もエレガ竹田さんや下田さんが編曲されているようですね。何がすごいって、「アンチクロックワイズ(カバー)」(編曲:下田晃太郎)ですよ。カバー曲アルバムに収録されてほしいと強く念じています。

バンめし♪

 コナミの音楽コンテンツ『バンめし♪』です。 ガールズバンド×地方都市というコンセプトで、現在はSEASON 2、ふるさとグランプリ真っ最中です。分からない方は公式サイトをご覧ください。>https://www.konami.com/games/banmeshi/furusato_gp/

 エレガが音楽を担当したのはVanitas Lacrimosaというバンドの楽曲。ROUND1~春の陣~では、アンナ (CV: 田辺留依)「至上のラトゥーリア」(作編曲:藤田淳平)が公開されました。 

至上のラトゥーリア

至上のラトゥーリア

  • provided courtesy of iTunes

  『ひなビタ♪』と同じく企画はTOMOSUKEさんですし、楽曲も納得の藤田淳平さんです。ROUND 2以降も音楽を担当されるんでしょうか。情報公開を俟ちたいと思います。

バーチャルアイドル ReVdol!(リブドル!)

 2次元と3次元という「次元」、日本と中国という「国」を越えて、6人の少女たちが歌声で世界を救うバーチャルアイドルプロジェクト『ReVdol!』。
 こちらも詳細は公式サイトをご覧ください。>https://www.revdol.com/

 ひそかに激推ししているコンテンツなのですが、今年3月Elements Gardenが楽曲提供したとのことで感極まりました。好きと好きが交差している!

 その楽曲がこちら。


【3DMV】『World of the happiness!』【オリジナル】

 「World of the happiness!」、作編曲は都丸椋太さん、日本語版作詞は織田あすかさんです。

 この曲については以前、別記事(バーチャルアイドルプロジェクト『ReVdol!』の楽曲を聴こう)で思いの丈を書いたので、そちらを読んでもらえると嬉しいです(ひらがなオンリーなのは本当に申し訳ないです……。一度やってみたかったんですが、かなり読みにくいですね……)。
 私の記事はともかく、6人とも本当に魅力的なので、日本でももっと売れてほしいです。 

 ところで、いわゆるVTuberと呼ばれるバーチャル活動者さんにエレガが楽曲を書くのはこれが2回目ですね。

 初めて提供したのは、昨年、TVアニメ『賢者の孫』ED「圧倒的 Vivid Days」を歌った吉七味。さんです。彗星の如く現れたと思ったら、彗星の如くいなくなってしまわれましたが、曲はカッコいいですね(カップリング曲の「Heart×Nexus」も好きです)。
 いずれも作詞織田さん、作編曲都丸さんです。これはたぶん偶然。

圧倒的 Vivid Days

圧倒的 Vivid Days

  • 吉七味。
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 音楽を柱に活動されているVTuberさんも多いですし、今後もVTuberさんへ提供のエレガ楽曲を聴く機会もあるかもしれませんね。あるといいなあ。

 エレガ楽曲といえば、こう、生半可な素人が歌うと火傷しそうなレベルの楽曲というイメージもありますが、新人含めいろいろな方向性の楽曲をつくれる方がいるので、どんな方にもピッタリの楽曲が生まれると思うんですよね。どうかなあ。

CUE!

 さてさて、リベル・エンタテインメントが送る次世代型声優育成コンテンツ『CUE!』。リベルさんは『A3!』でもおなじみですね。
 こちらも詳細は公式サイトへどうぞ。>https://www.cue-liber.jp/

 言葉を選ばずに言えば、楽曲バケモンコンテンツとして一部界隈をにぎわせている『CUE!』ですが、その楽曲のひとつをElements Garden菊田大介さんが担当されます。期待大。

 曲題は「Determination-声の架け橋-」、作詞はSpirit Gardenです。一体何者なんだ……。収録CD『チームシングル05』は9月16日に発売になります。

以上、まとめ

  ここまで1万4000字以上書いてきました。お付き合いいただきありがとうございます(年末は短めにします)。

 エレガを知らない一般の方にも、今年前半のエレガを説明する時には「ファイナルファンタジー、宝塚、刀剣乱舞、キスマイ、パワプロ西川貴教デジモン、、、」といえば、すごさを分かってもらえると思います(一部単純化していてすみません!)。

 今や、美少女ゲーム水樹奈々楽曲だけがエレガではないんです!!
 うたプリシンフォギア、バンドリだけがエレガではないんです!!

 別にアニメやゲームから離れて、有名どころばっかりやってるわけでもありません。
 アニメも主題歌・劇伴・キャラクターソングなどなど、これまで通り、幅広くガッツリやっていらっしゃいます。
 ソシャゲやバーチャルアイドルなど新しい文化への楽曲提供もしていらっしゃいます。

 エレガ、まだまだ『クラシック★スターズ』のようにタイトルしか発表されていないコンテンツもありますし、楽しみは尽きませんね。新社会人になったので、楽曲まとめの更新はなかなか難しくなってしまいましたが、これからはお仕事をがんばりつつ、稼いだお金でエレガを追いかけ、応援していきたいと思います。

 

 エレガ最高!!

バーチャルアイドルプロジェクト『ReVdol!』の楽曲を聴こう

おとくな けいじばん!

 

いきなり ですが
『ReVdol!』を ごぞんじ ですか?

 

…………

……………………

………………………………え! しらない!

 

それは もったいない!
では おしえて さしあげましょう
この きじを よんで
べんきょう して くださいね!

 

ReVdolは リブドルと 読みます
中国で 主に 展開 されている
リアルタイム 育成型
バーチャルアイドルプロジェクト です

簡単に 言うと こんな お話

世界を 脅かす ナイトメアドーム
それに 対抗できるのは イドゥンと
呼ばれる 歌姫(アイドル)だけ

イドゥンの 歌声と
みんなの 応援で 世界を 助けるのです! 

プロジェクトに 主に 登場する
6人の 歌姫は
イドゥンに なれる 資質が
ある 女の子たち

彼女たちは
イドゥンを 目指す 機関の 研修生
まずは イドゥンと ともに
行動できる スワンを 目指します

お話 などの 詳しい 内容は
公式サイトや シャオメイコラムを ご覧ください

f:id:astro_phom:20200523235908p:plain
https://revdol.com/

 

アニメも 第2シーズン まで
配信 されて います
YouTubeや bilibiliなど から
見ることが できますよ!

 

さて 今回は そんな 彼女たちの
音楽を 紹介 しますね! 

定番の 楽曲 人気の 楽曲

いろいろ あるけれど 本記事では
わたしの 好きな 曲を
5曲 ご紹介 します!

 

目次

1)「絶対!Has Come」

作詞:深川琴美(日本語版)/李瑜哲(中国語版)
作曲・編曲:姉田ウ夢ヤ

绝对!Has Come

绝对!Has Come

  • モーシィ/カティア・ウラーノヴァ/イザベラ・ホリー/李清歌/神宮司 玉藻/ローズ・バレット
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

日本語では
「ぜったい!はずかむ 」と よみます
中国語では
「じゅえ↑どぅい↓!はずかむ」 ですね 

この 曲は
以前 別の 記事で ご紹介 しました

姉田ウ夢ヤさん
曲が めちゃくちゃ 良いのです
こちらの 記事も よろしくね
https://astro-phom.hatenablog.com/entry/2020/03/19/053903

 

そういえば 中国語の 歌は
韻の 踏み方が 綺麗 なんですよ!

「絶対!Has Come」を 例に 見てみましょう

1番の 歌詞は 以下の 通りです

<Aメロ>
那天的夜 点亮了梦的星
感受 时光 悄悄 从指缝间划过 手
我不曾知道 也不曾仔细想
感受梦想加速 的力

<Bメロ>
只有错过才明白 曾经那些过
所以这一次 不再失
一起 Fly High 

<サビ>
终于 不用担心沮
只为这个瞬间展翅翱
去坚信阳 描绘一
伟大梦 不言败的较

一直 到明天的明
仍希望你能在我的身
有你在我的身
我能找到前进中的方
希望一如既往 更坚 更疯
这一 我们
这份不愿妥协的美好时
My Turn Has Come Has Come

 

…………

……………………

………………………………読めませんね

 

最後の 文字だけ 取り出して
日本語の 音読みと
中国語の ピンインを つけて みましょう

Aメロ
(ばん/wan)
(こう/guang) (しょう/zhang)
(しょう/xiang) (りょう/liang)

Bメロ
(おう/wang) (ぼう/wang)

サビ
(そう/sang) (しょう/xiang)
(こう/guang) (じょう/chang)
(そう/xiang) (りょう/liang)
(てん/tian) (へん/bian)
(ほう/pang) (こう/xiang) (おう/wang)
(きょう/chang) (きょう/kuang)
(こく/ke) (てき/de)
(そう/xiang) (こう/guang)

 

法則が 見えて きました!
3つの グループが あるのが わかりますか?

1つめは 日本語の ローマ字で 書いた 時に 「ō」で 終わり
中国語の ピンインで 書いた 時に 「ang」で終わる グループ

2つめは 日本語の ローマ字で 書いた 時に 「en」で 終わり
中国語の ピンインで 書いた 時に 「ian」で終わる グループ

3つめは 日本語で 書いた 時に 「フ・ツ・ク・チ・キ」で 終わり
中国語の ピンインで 書いた 時に 「e」で終わる グループ


中国語の 音楽には
こうした グループの 発音が
たくさん でてきます (ほかにも あります)

押韻」 (韻を 踏むこと)
これが 中国語の 歌モノ楽曲の
ルールの ひとつ なのです!

学校で 「漢詩(古詩)」を 習った 時に
「脚韻」を 勉強 した人も
多いと 思います

これが 現代の ポップスにも
残って いるんですね

 

※厳密には 上の 分け方 では
中国 音韻学 的に
問題が あるの ですが
今回の 記事では なんとなく
押韻」が ある という ことを
わかって もらう ために
簡略化か して あります

 

さて 「絶対!Has Come」
サビの 最後の 部分

中国語で
「希望一如既 更坚 更疯 这一 我们
と なっている ところ ですが

日本語では
「そばでずっ もっ ほしいから」
と なっています

押韻の 部分は
少し 違いますが
」や 「」の 音が
印象的に 聞こえますよね

日本語と 中国語で
韻の 部分は 違いますが
聴いてて リズムに のれる 詞は
気持ちが いい ですね

 

あ!
この 曲の サビは
片足で 横に 跳ぶ 振り付けが
とっても かわいいんですよ!
動画でも ぜひ みてくださいね!

 

2)「Dreams」

歌:李清歌、神宮司玉藻、ローズ・バレット
作詞・作曲:VI-M
編曲:奥田もとい

Dreams

Dreams

  • 李清歌/神宫司 玉藻/ローズ・バレット
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


【ReVdol!】『Dreams』ミュージックビデオ

この 曲は 第1回
総選挙の 楽曲
歌は 現在
中国語 バージョン だけ です

MVに でている
日本語の 歌詞は 単なる 訳詞 ではなく
日本語 バージョン オリジナルの 詞 です
(いつか 日本語で
 歌って くれるのでしょうか?)

曲は シンプルで
さわやかで 前向きな サウンド ですよね

イントロの ピアノや ギターも 爽快 です
メロディーが キャッチーで
気がつくと 口ずさんで います
リブドルの 楽曲からは 元気を もらえますね

Bメロ 後半から サビの
ハーモニーも 見事 です

ちなみに わたしは リブドルの
全ての 曲の 中で
この 曲が いちばん 好きです

 

歌詞も とっても 明るくて
パワーに 満ちています!
1番の 歌詞を みてみましょう!

<Aメロ>
漫漫这条 要去向何
会有怎样的未
勇敢迈起 未知的旅
温柔照耀我的Sunshine
只为有一天 能张开翅膀飞
远在天际的梦
紧紧抓住心中那份期
绝不回头向前

<Bメロ>
就算失 不退缩站起
勇气澎 你是最重要的存
对未知充满期
我们的明天更精

<サビ>
大步向
我们的歌声一定能飞到世界另一
这份思念 心中的你是否会听
我相信你给出的答
大胆畅
梦想的颜色 在每个人眼前绚丽绽
倾听心中的乐 尽情去唱
向着那道耀眼光 自由地翱

 

うーん
読めませんね(2回目)

 

では 解説 です

<Aメロ>
(ろ/lu) (しょ/chu)
(らい/lai)
(ほ/bu) (と/tu)
Sunshine(さんしゃいん)

これは
日本語で 「o」 中国語で 「u」の
音の グループ ですね

注目 したいのは 次の 音 です

「来」も 「Sunshine」も
「ai」の 音を 含む 単語 です
「u」 「u」 と来て
次に 「ai」の 音が くるのが 気持ちいい です

その後は 
(こう/xiang) (そう/xiang)
(ぼう/wang) (ちん/chuang)

「闯」(「闖入」の 闖)だけ
日本語の 音が 「ō」では ありませんが
中国語では 「ang」です
きちんと 韻を 踏んで いますね

<Bメロ>
(はい/bai) (らい/lai)
(はい/pai) (ざい/zai)
(たい/dai) (さい/cai)

「ai」 に あふれて いますね

<サビ>
(ぜん/qian) (へん/bian)
(ねん/nian) (けん/jian)
(あん/an)
(そう/xiang) (ほう/fang
(しょう/zhang) (きょう/xiang)
(ぼう/mang) (しょう/xiang)

おなじみの 「ian」グループと 「iang」グループ
「案」は 一見 「an」なので
「ian」と 韻を 踏んでいる ように みえます

ところが 「ian」は 「イエン」と
発音 するように
「an」とは 違う 音 です

とはいえ
「ian」(イエン)から 「iang」(イアン)へと
脚韻が 変わる 時
間に 「an」が 挟まると
「n」で 終わりつつ 「アン」と
きこえる 音が はさまるので
ワンクッション ある 感じが しますね

音の グラデーションを 感じるので
わたしは とっても 好きです!
(※日本語 ネイティブによる
  一個人の 意見 です)

 

3)「World of the Happiness!」

作詞:織田あすかElements Garden)(日本語版)/郭德紫毅(中国語版)
作曲・編曲:都丸椋太(Elements Garden

World of the happiness! -Japanese ver.-

World of the happiness! -Japanese ver.-

  • 李清歌/イザベラ・ホリー/ローズ・バレット/神宮司 玉藻/カティア・ウラーノヴァ/モーシィ
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


【ReVdol!】『World of the happiness!』[Official Music Video]

音楽 クリエイター 集団
Elements Garden」による 楽曲 です

MVの 技術
-特に 清歌が 壁を 破って
 出てくる ところ-(3:40 らへん)が
「2次元から 3次元へ」 という
いかにも 「21世紀」 らしさを 感じます
(これが バーチャル ……!)

衣装の 内側が
キラキラ しているのも
THE 近未来 ですね

 

Elements Gardenが 手掛けた ことから
アイドルマスター シンデレラガールズ』の楽曲
「Trancing Pulse」を 思いだした
人も 多い ようです

Trancing Pulse

Trancing Pulse

  • provided courtesy of iTunes

作詞:AJURIKA
作曲:上松範康Elements Garden) 編曲:藤永龍太郎Elements Garden

デジタル感 というか サウンドの 雰囲気が
似ているから かもしれませんね!

 (「アイドル」 という
 共通点が あるので
 そういう オーダー だったのかな?
 と 思ったりも します)

 

それは それとして
「World of the Happiness!」は
軽快で 跳ねる ような
ピアノの 音が 最高 です!
これが 都丸椋太さん 「らしさ」の
部分 だと 思います

刻む ような Bメロも 好き ですね

ライブ映え しそうな ノリ だったり
連続的な かけあい だったりも
魅力的な 1曲 です!

 

わたしは 中国語 バージョンも 好きですが
この 曲 については
日本語の ほうが 好きです

MVも 日本語 バージョンを 基礎に
つくられている ような 感じが しませんか?

4)「No_GameOver_World(重启)」

歌:カティア・ウラーノヴァ
作詞:田中秀典(日本語版)/王雅君(中国語版)
作曲・編曲:永澤和真

No_GameOver_World

No_GameOver_World

  • カティア・ウラーノヴァ
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


【ReVdol!】カティア・ウラーノヴァ『No_GameOver_World』【Official Music Video】

カティアは かわいい なあ

 

ソロ曲の シリーズからは この 曲

それぞれ キャラクターの 内面や
新しい 側面を みせてくれる ような
ソロ 楽曲 シリーズ なのです

カティアは
ゲームと 美少女が 大好きな
ロシアの 女の子
その ゲーム好きの 部分と
彼女の 気持ちと が
MVで 共に 表現 されているのが
サポーター として 嬉しい ですね

厚みの ある デジタル サウンドに 加えて
ちょっと ウィスパーに 聞こえる 歌い方
バーチャル アイドルの 強みが
十二分に 発揮された 楽曲 です


曲中何回も 聞こえてくる 「ヤー!」は
ただの コール アンド レスポンス
では ないのですよ

「ヤー!」 という 掛け声には
もうひとつ 意味が あります

中国では
卡提娅(カティア)の 娅と
鸭の 発音が 同じ なので
鸭鸭(ヤヤ)と 呼ばれて います
この 「鸭」は アヒルを 意味 します

それから もうひとつ
ロシア語の 一人称は
「Я」(ヤー) と いいます

もう おわかり ですね
この 「ヤー!」は
自分自身の ことを 表している のです

 

上の MVは ウーミンとの
感動的な 物語が
本当に 本当に すばらしい のですが
ダンスと 楽曲を じっくり 味わうなら
以下の バージョンの 動画を オススメします


【実写合成】カティア・ウラーノヴァが「No_GameOver_World」を踊ってみた!【ReVdol!】

 

作詞の 田中秀典さんと
作曲の 永澤和真さんは
音楽制作と プロデュースを 行なっている
agehasprings」の メンバー です

田中秀典さん といえば
バーチャル界では 「富士葵」ちゃんの 楽曲も
作詞 されて いましたね

はじまりの音

はじまりの音

  • 富士葵
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

作詞:田中秀典 作曲・編曲:田中隼人

オーバーライン

オーバーライン

  • 富士葵
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

作詞:田中秀典 作曲:吉岡大地 編曲:田中隼人

曲を 通して きいただけで
ひとまわり 成長した 感じに なれます

 

ちなみに 中国語 バージョンの タイトル
「重启」は chongqi(チョンチー)と 読みます

でんきタイプ のような 感じが します
すごく いいですね

意味は 「再起動」 です

 

5)「HEART WINGS ~心の隨に~」

作詞:早川博隆/渡邉俊彦
作曲:早川博隆
編曲:早川博隆/渡邉俊彦

HEART WINGS〜心の隨に〜

HEART WINGS〜心の隨に〜

  • ReVdol!/リブドル!(李清歌/イザベラ・ホリー/ローズ・バレット/神宮司 玉藻/カティア・ウラーノヴァ/モーシィ)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


【ReVdol!】『HEART WINGS〜心の隨に〜』【Official Music Video】

 

4月に 行なわれた
「偶像进化特训」の ダンス 課題曲 です

サポーターからの 投票と
メンターからの 得点の 合計で
MVに 映る 時間が 決まる という
条件の イベント でした

トップに なったのは 玉藻で
カティア 清歌が 続きました

キュートな キャラクターが 踊る
セクシーで 柔らかく たおやかな 振り付けに
思わず ドキッと しますね

和風で ありながら 中華風でも ある
オリエンタルな サウンド です

 

この 楽曲は
日本語 バージョン のみと なっています
しかも まさかの ユニゾンなし
全ての パートが ソロ です

サビの メロディが あまりにも 良すぎるのと
2番の Aメロが 1番の Aメロと
少し 違う ところ
みんな 大好きだと 思います(決めつけ)

それから ここすき ポイントは 2つ

落ちサビの カティアが歌う
「視線はそのまま 逸らさないで」の「で」
ラストの 玉藻の 「HA!」 
みんな 大好きだと 思います(2回目)

 

楽曲を 制作 されている
早川博隆さんと 渡邉俊彦さんは
ともに 音楽 制作を てがける

「Rebrast」の メンバー です

ラブライブ!サンシャイン!!』や
アイドリッシュセブン』などでも
知られている 作曲家さん です

バーチャル 関係 では
にじさんじ」の 楽曲を
制作 されています

STARRY WORDS

STARRY WORDS

  • ぷりずむりりっく!(宇志海いちご 家長むぎ 勇気ちひろ)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

作詞:阿部史 作曲・編曲:渡邉俊彦

わたしは
家長むぎさんの 声が 大好きなので
「STARRY WORDS」は もちろん 好きです

I'm gonna be OK

I'm gonna be OK

  • ノワール(伏見ガク 剣持刀也 葛葉 叶)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

作詞:Shogo 作曲:Shogo早川博隆 編曲:早川博隆

剣持刀也さんの裏声(ファルセット)
いいですよね

 

*  *  *
 

というわけで 以上 5曲の
リブドル 楽曲を ご紹介 しました!

 

もし 少しでも リブドルに
興味を もって くださったなら
他の 楽曲も きいてみて ください

「Happy Candy Life」が 聞こえてくると
終わりの 時間だなあ という
気持ちに なります

「Pre-STAR」は やっぱり
『リブドル!』の 代表曲 です

日本語では
リリース されていない のですが
「Music Fighter」は いかにも
アイドルな 楽曲で
コール アンド レスポンスが 楽しい です

 
「日常動画」や 「アニメ」も 見てほしい です
人気 楽曲の 「カバー」も
オススメ ですよ!

中国語 だから とっつきにくい
という 人も いるかも しれません

でも 字幕が ついた 放送や
日本語での 放送も あるので
何卒 よろしく お願い します!


追記:オリジナルは全文「ひらがな」でしたが、読みにくいとの声もうけて、漢字にすべきところを漢字にしました。

 

姉田ウ夢ヤさんに感謝をしようの回

 2020年3月18日、ある楽曲の配信が始まった(サブスクも解禁された)。

f:id:astro_phom:20200319053804j:plain

 「絶対!Has Come」である。

绝对!Has Come

绝对!Has Come

  • モーシィ/カティア・ウラーノヴァ/イザベラ・ホリー/李清歌/神宮司 玉藻/ローズ・バレット
  • アニメ
  • ¥255

 日本語版も同時リリースされた。

絶対!Has Come -Japanese ver.-

絶対!Has Come -Japanese ver.-

  • モーシィ/カティア・ウラーノヴァ/イザベラ・ホリー/李清歌/神宮司 玉藻/ローズ・バレット
  • アニメ
  • ¥255

 歌っているのは、『ReVdol!(リブドル)(中国語:战斗吧歌姬!)』の6人の歌姫、モーシィ、カティア・ウラーノヴァ、イザベラ・ホリー、李清歌、神宮司玉藻、ローズ・バレットである。

 詳しくは、公式サイトをみてほしい(https://revdol.com/)。ちなみに私の推しは清歌とカティア。李清歌天下第一!世界需要卡缇娅!

 3月17日にリリースされた「World of the happiness!」もめちゃめちゃアツいので触れておこう。
 作詞:織田あすか、作編曲:都丸椋太というElements Garden楽曲であり、「個人的Elements Garden楽曲まとめ」なるブログを運営するほどのエレガフリークの私にはとてつもない喜びのインパクトがあった。エレガがリブドルに曲!?!?マジ!?!?

World of the happiness!

World of the happiness!

  • 李清歌/イザベラ・ホリー/ローズ・バレット/神宮司 玉藻/カティア・ウラーノヴァ/モーシィ
  • アニメ
  • ¥255

 が、「絶対!Has Come」はこうしたインパクトとはまた別の衝撃が走った楽曲でずっと待っていた、待望の1曲なのである。リリースされたとなれば、この喜びを書かずにはいられない。

 楽曲の初公開は2019年7月、シーズン2の13話(たぶん)

youtu.be

 キラキラしてワクワクする前向きな楽曲。
 ライブで見せてくれる、サビで手を挙げて横にぴょんぴょん跳ぶ振り付けがめちゃめちゃかわいい。ただかわいいだけじゃなくて、思わず身体が動いてしまうようなリズムは彼女たちとの一体感すら覚える。天才か?


 中国語では「绝对!Has Come」とのタイトルをもつこの曲、クレジットを確認しておこう。

 作詞:深川琴美(日本語版)/李瑜哲(中国語版) 
 作編曲:姉田ウ夢ヤ

 作編曲:姉田ウ夢ヤ????
 あの『マクロスΔ』のワルキューレの楽曲でお馴染みの????????

 実は放送当時はクレジットが発表されていなかった。
 良い曲だな~と思いつつ、2019年は12月頃まで死ぬほどバタバタしていたので、リブドル自体もそんなに追えていなかった。
 ちゃんと追えるようになったのが、あれこれ一段落した今年の1月頃からなので、ニワカなのは許してほしい。


 さて「絶対!Has Come」のフルサイズを私が始めて聴いたのは、つい先日3月14日の「战斗吧歌姬!救世之歌 全员单曲主唱会」のことである。
 しかも6人での「絶対!Has Come」は初公開だったので大興奮。ライブ当日も興奮したが、翌日の再配信も2回みた。改めてあまりの良さにシビれた。

 視聴後、この曲の感想を呟いていたら、とある方角からいいね!の通知が舞い込んだ。
 
 「Umuya Aneta 姉田ウ夢ヤさんがあなたのツイートにいいねしました」

 姉田ウ夢ヤ????????????????

 もしかしてこの人が作曲したのか……!?とドキドキしていたら、3月18日の発売であっという間に答え合わせ。作編曲を担当されていたのであった。

 ちなみに歌詞原案を深川琴美氏が担当されたことは、2019年9月に明らかにされていた。

 しかしあくまで「原案」で、まさか日本語版もあるとは思っていなかったので、本当にうれしいお知らせだった。
 この日本語版がまた素晴らしくて、リブドルのこれまでの日本語版のユニット曲やソロ曲はもちろん悪くはないんだけど、中国語版で聴いた方が自然に聴ける曲が多かった。
 しかし「絶対!Has Come」は歌詞がスッと身体に入ってくる感じがする。単純に自分と相性がめちゃくちゃ良いだけかもしれないけど、いや~スゴく合う。


 前置きがだいぶ長くなったが、姉田ウ夢ヤ氏はとんでもない作曲家である。作詞もしているし、DJもしているらしい(私は残念ながらまだ拝見したことがない)。
 Wikipediaに「姉田ウ夢ヤ」の項目を立てようかとも思ったが、そこには楽曲の感想を書くことができない。
 今回は思い出や感情も混ぜたいので、本ブログでの紹介と相成った。

 一応断っておくと、姉田ウ夢ヤ氏の素顔は何にも分かっていないし、楽曲に理論的にアプローチしたり分析したりしているわけでもない。ただ姉田ウ夢ヤ名義の楽曲のタイトルを眺めて、曲を聴いて、ここが良いなあと言うだけの記事である。変に期待して来ちゃった方いたら、ごめんなさい。 

 さて、以下ではいよいよ姉田氏の関わった楽曲をみていくことにしたい。

「ジリティック♡BEGINNER」

歌:レイナ・プラウアー(CV. 東山奈央)、マキナ・中島(CV. 西田望見
作詞:深川琴美
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2016/7/6

ジリティックBEGINNER

ジリティックBEGINNER

「恋!ハレイション THE WAR」

歌:ワルキューレ
作詞:深川琴美・姉田ウ夢ヤ
作編曲:姉田ウ夢ヤ
ストリングスアレンジ:倉内達矢
発売日:2016年3月21日 

 こちらの2曲は『マクロスΔ』第1話挿入歌。姉田ウ夢ヤ氏の名前をはじめて見た楽曲である。姉田氏と作詞の深川琴美氏はこの曲から既に関係があったのだなあ。
 
 「ジリティック♡BEGINNER」はレイナとマキナのデュエット曲。キュートなポップさが魅力。かわいい。アニメ7話でところどころ歌詞に合わせた2人の演出があって、グッときた。

 「恋!ハレイション THE WAR」、フレイアがいないバージョンだったり、アルバムバージョンもある。これは最初のバージョン。フルサイズで聴くと、TVアニメで聴いていた以上に曲が展開していて圧倒される。超絶技巧というわけではないけど、これはプログレ
 
 正直『マクロスF』の楽曲が大大大ブームになっていたのもあって、『マクロスΔ』楽曲への期待は過去最高に高まっていたと思う。制作陣はきっと相当なプレッシャーがあっただろうし、緊張しただろうなあ。第1話でそうしたファンの過剰とも言える期待に見事に応えた姉田ウ夢ヤ氏がスゴくないワケがない。

 無名の新人にしては圧倒的クオリティ。しかし調べても調べても、全く出てこないその名前。そのミステリアスさを含めて、あの時から実は心掴まれていたのかもしれない。

 『マクロスΔ』にはもうひとつ姉田楽曲があるのでみてみよう。

「不確定性☆COSMIC MOVEMENT」

歌:ワルキューレ
作詞:深川琴美・六ツ美純代・渡邊亜希子・姉田ウ夢ヤ
作編曲:姉田ウ夢ヤ
ストリングスアレンジ:倉内達矢
発売日:2016/7/6

不確定性☆COSMIC MOVEMENT

不確定性☆COSMIC MOVEMENT

 第3話ほか挿入歌。作詞者が4人いる曲って何。ファンクのようでアイドルソングをしている。パッ シュワップ シュワシュ YEAH。

 『マクロスΔ』に曲提供するためだけに、有名作曲家が変名を使ったのではないか……?とのウワサもあった。
 しかし、声優・アーティストの鈴村健一にも楽曲提供をしていることが判明し、当時多くのオタクたちが混乱していたのも懐かしい(たかだか4年前)。

フランケンシュタイナー

歌:鈴村健一
作詞:鈴村健一
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2016/5/18

フランケンシュタイナー

フランケンシュタイナー

 意外にもシンプルな曲調。でもちょっとファンキーなのが味。
 声優アーティストへの提供楽曲は他にもある。

「We are EMERGENCY」

歌:EMERGENCY (小野坂昌也小林ゆう後藤友香里
作詞・作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2016/10/11

We are EMERGENCY

We are EMERGENCY

  • EMERGENCY
  • アニメ
  • ¥255

 シングル『PAN!』、ジャケットが愉快すぎる。
 表題曲「PAN!」は佐々倉有吾が手掛けているが、曲の意味もMVの意味も全く分からない、いやEDMに合わせて「パン」と言いつづけるだけのカオスな曲であった。
 打って変わって「We are EMERGENCY」は自己紹介ソング。しかしまともなはずがない。こちらはEDMというより、電波ソング。こういうのもあるのか。

 姉田氏、『マクロスΔ』以外にもアニメへの楽曲提供があるので、そちらをみていこう。
 『拡張少女系トライナリー』からは2曲。

「Tak a ja lubię.」

歌:ガブリエラ・ロタルィンスカ(CV. 八木侑紀
作詞:土屋暁
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2018/1/10

Tak a ja lubie.

Tak a ja lubie.

 ポーランド語のタイトルがついたアニソン、はじめて見た。歌詞もポーランド語と日本語が半々(いや、ポーランド語のほうが多いか……?)の攻め攻め楽曲である。
 イントロからバリバリ民族調な雰囲気で、笛やパーカッションが異国情緒を誘う。でも和の要素も感じるため、まさに日本とポーランドとの架け橋のような楽曲となっている。
 改めて作風の幅広さを感じさせた。

「Commiato 〜光は闇へと消え、そして訪れる光〜」

歌:FreyMENOW feat. TRINARY(CV. 平山笑美たけだまりこ、中恵光城、八木侑紀、萩原あみ)
作詞:石川絵理
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2018/1/10

 あまりのスケールに、初めて聴いたときに動けなくなった1曲。これはスゴい。イチオシ。
 姉田ウ夢ヤ氏、本当に何者???

 荘厳でいて、端正で、それでいてキュート。本当に何者???

 ここでの縁もあってか、リアニのために書き下ろされた「TVガール♪」という楽曲には中恵光城さんが参加されている。中恵さんのツイートから明らかになっている。

 姉田ウ夢ヤ(作詞・作編曲)×中恵光城(歌・ラップ)×天神英貴(セリフ)×Smile voice-X(コーラス・セリフ)という、そんな同人音楽ある?という布陣。歌詞も姉田氏のツイートで補足されている


 私はまだ聴いたことがない。いつか聴きたい……!


 ところで冒頭に紹介した「絶対!Has Come」より先にも姉田ウ夢ヤ氏は中国作品に楽曲提供をしている。
 

「心灵骇客」

歌:雨音真白 / yojisheaven
作詞:李瑜哲 ・张永青
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2018/1/31
www.bilibili.com/video/av19001341/

 『王者荣耀』より「时空战警与骇客少女(時空戦警とハッカー少女)」主題歌である。作詞の李瑜哲氏も実はここで関わっている。
 曲のタイトルは英題で「Soul Hacker」、めちゃめちゃデジタルでいかにも現代風な楽曲。
 ところで姉田氏のTwitterのbioには『王者荣耀(Arena of Valor)』と書いてあるのに、日本語でこの楽曲の紹介している人ぜんぜんいないのな!(曲情報探すのに少し手間取った)

OCTAVE 〜奇跡の鐘を鳴らそう〜」

歌:月森蓮・衛藤桐也・如月響也(CV. 谷山紀章日野聡福山潤
作詞:石川絵理
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2019/3/13

 ゲーム『金色のコルダ オクターヴ』の主題歌。このPVのバックで鳴っている楽曲が「OCTAVE 〜奇跡の鐘を鳴らそう〜」である。
 ストレートなアイドルソングっぽい曲調で、今までのデジタルな楽曲とは違うイメージを感じる。

「ニアー・ユアー・サイド」

歌:綾波(CV. 大地葉
作詞:松井洋平
作編曲:姉田ウ夢ヤ
発売日:2019/11/6

ニアー・ユアー・サイド

ニアー・ユアー・サイド

 TVアニメ『アズールレーン』よりキャラクターソング。ゆったりとしたデジタルポップで、心情表現的なキャラクターソングの性質にピッタリ。
 ところどころに意外性のある音や響きが入ってくるのがこころにくい(とはいえ、筆者はいきなりイントロの鍵盤の音で???となったことを記しておく)。


 これで姉田氏の表に出ている楽曲はほとんど拾ったはず……!今後はVTuber九条家にも楽曲提供するとかで、ひそかにとっても楽しみにしている。

 とりあえず今はひたすら「絶対!Has Come」に浸る。ホントに名曲。姉田ウ夢ヤさん、ありがとうございます。 

2019年Elements Garden楽曲 回顧と展望

 皆さま、Elements Garden楽曲、聴いてらっしゃいますでしょうか。

 今年のエレガ曲10選をやるぞ!の気持ちがめちゃくちゃあるのですが、その前に2019年のElements Gardenを振り返ります。
 コンテンツごとに大まかな動きをみてみましょう。

 エレガがメインで関わっている作品といえば、「うたの☆プリンスさまっ♪うたプリ)」「戦姫絶唱シンフォギアシンフォギア)」「BanG Dream!(バンドリ)」の3つは外せません。

うたの☆プリンスさまっ♪

 なんといっても「うたプリ」は6月に劇場公開された『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム』が今年一の話題といえるでしょう。
 興行収入18億円突破のニュース(2019年12月16日)や、12月24日に発売されたBlu-ray・DVDも初日で8万枚を売り上げるなど、数字がファンの根強い応援を物語っていました。
 楽曲に注目すると、昨年から挿入歌CD(スペシャルユニットのCD計7枚、既存の各ユニットCD計3枚)が断続的にリリースされていたように、とにかく量が圧倒的でした。
 加えて2019年はST☆RISHのソロベストアルバムが発売されましたね。これまでの彼らの活動の軌跡を追うとともに、新曲2曲はまだ見ぬ一面をも感じさせてくれました。
 『HE★VENS Mini Album アンセム フォー ジ エンジェル』や『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Liveテーマソング2』のリリースもあり、2.5次元ミュージカルである「舞台 劇団シャイニング」も『Pirates of the Frontier』と『エヴリィBuddy!』の2作品が上演されるなど、楽曲盛りだくさんな1年でした。
 来年は「Another World ~WHITE&BLACK~」というイベントが行われることなどが決定しており、まだまだどんどん展開していくことが予想されます。果たしてついて行けるのか……?

戦姫絶唱シンフォギア

 続いて「シンフォギア」ですが、こちらはTVアニメの第5期にして、完結編の『戦姫絶唱シンフォギアXV』(7~9月)が印象的です。
 主題歌「METANOIA」「Lasting Song」のほか、劇中歌「FINAL COMMANDER」、奏者たちの戦闘曲CDのリリースもあり、今後Blu-ray・DVDの特典として収録される挿入歌も含めると、こちらも楽曲数は相当な数に上ります。Elements Gardenさん、休んでる?大丈夫?と思う物量です。
 アプリゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』のオリジナル新曲も追加があり、12月には『キャラクターソングアルバム2』が発売されました。
 来年は引き続き『XV』のBlu-ray・DVD発売があり、またシンフォギアライブの開催が発表されていることから、アニメが完結したとはいえ、こちらも目が離せそうにありません。(ところでライブ先行応募券が6巻特典なのは良いとして、特典CD収録楽曲がまだ公開されていないのですが、どんな曲が入るんでしょうかね……気になります……!)

BanG Dream!

 今年1~3月にTVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』が放映され、9月には劇場アニメ『BanG Dream! FILM LIVE』が公開された「バンドリ」。アプリゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ!(ガルパ)』の勢いも衰えず、12月13日には登録者150万人を突破したそうです。すごい。
 楽曲についてみると、2月に同日シングル6枚リリースがあり、5月から10月にかけて毎月シングルがリリースされ、カバーアルバムも2枚発売されました。『ガルパ』に追加された楽曲も今年だけでオリジナル、カバー合わせて70曲くらいあります。あれ、Elements Gardenメンバーって何人いるんだっけ……?
 来年1月からTVアニメ第3期となる『BanG Dream! 3rd Season』の放映が始まりますが、こちらも新曲楽しみですね。1~3月にかけてシングルのリリースラッシュもあり、消費者の懐に対する攻勢はまだまだ続きそうです(嬉しい悲鳴)。

GHOST CONCERT

 他、Elements Gardenがメインで関わっているコンテンツだと、『GHOST CONCERT(ゴーコン)』が夏と冬のコミックマーケットで新譜を3枚ずつリリースしたほか、9月に開催されたライブイベントでも新曲が3曲披露されるなど、結構な曲数になってきました。
 アニメになるのか、はたまたゲームになるのか、その辺りは不明ですが、ステキなキャラクターソングがどんどん増えていくコンテンツ『ゴーコン』。こちらの動向は見守っていきたいですね。

TVアニメタイアップ

 さて、エレガが関わったTVアニメも毎クールにありましたが、『バンドリ2期』『シンフォギアXV』以外にも、劇伴を担当した作品では『転生したらスライムだった件』(18年10月~19年3月)がありますし、主題歌では『賢者の孫』ED(4~6月)、『魔王様、リトライ!』OP(7~9月)、『Z/X Code reunion』OP・ED(10~12月)などがありました。毎クール何らかのタイアップ曲があるの、ファンとしてはめちゃくちゃ嬉しいので、これからもずっとそうあってほしいです(願望)。

劇場版アニメ

 劇場版アニメーションも多く、上述の『マジLOVEキングダム』や『バンドリ FILM LIVE』のほかに『劇場版グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』(3月)でOP・ED・BGM、『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-』(9月)で主題歌の制作を担当されていらっしゃいました。

声優・アーティスト

 声優・アーティストに関しては、今年はキングレコード所属の声優さん(宮野真守さん、水樹奈々さん、小倉唯さん、水瀬いのりさん)への楽曲提供が他レーベルに比べて多かったなあと感じました。
 ただ今年は綾野ましろさん(SACRA MUSIC)、西田望見さん(フライングドッグ)、亜咲花さん(5pb)、あほの坂田。さん(ポニーキャニオン)といった、これまでエレガが関わってこなかったアーティストさんへの楽曲提供もあり、僅かな感はありましたが活動の広がりも予感させました。
 10周年のメモリアルイヤーとなったスフィアやFaylanさんへの楽曲提供もありましたね。
 風男塾への楽曲「波ギュッ!」は昨年リリースの「T・O・T!~Vivid Men~」ぶりでした。
 Roseliaの湊友希那役でしられる相羽あいなさんのリスタートをきる0thシングル楽曲は上松さんプロデュースで発売され、来年2月のミニアルバムも上松さんプロデュースであることが発表されています。

アイドル

 コレットプロモーション所属のアイドルグループ「まねきケチャ」「ナナランド」「BenjaminJasmine」への楽曲提供も多かったですね。また元まねきケチャメンバーの藤川千愛さんがアルバム『ライカ』をリリースされたり、シングルの連続配信を行っていらっしゃいました。こちらの楽曲は、末益さんが脱退されたこともあり、現在では主としてエレガ藤永さんと竹田さんが担っていらっしゃいます。
 ライブで公開されただけの未発売楽曲も多いのですが、配信でもいいのでリリースが待ち遠しいです。

ゲーム(アプリ・美少女ゲーム

 ゲーム関係では、ファイナルファンタジーシリーズへの参加が大きなニュースでしょう。今年は『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』のオリジナルサウンドトラック第2弾の発売、そして『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』のBGMを担当したことも発表されました。
 他にもアプリゲーム『Project NOAH -プロジェクト・ノア-』のサントラが2枚発売されましたね。
 美少女ゲームの楽曲は近年は少なくなりましたが、戯画さんの『ラブクリア』やSpriteさんの『蒼の彼方のフォーリズム』、ういんどみるOasisさんの『はぴねす!2 Sakura Celebration』、フロントウイングさんの『グリザイア:ファントムトリガー』などでリリースがありました。エレガといえば美少女ゲーム楽曲のイメージがある人間としては、来年も何かあるといいなあと思うのですが、どうでしょうか。

その他

 上記の分類に入らなかった楽曲だと、アプリゲーム『荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!』の楽曲や、『ひなビタ♪』楽曲もありました。
 またNHKで放映中の『アニソン!プレミアム!』の番組テーマソングを作詞:畑亜貴さん、作曲:大石昌良さん、上松範康さん、編曲:藤永龍太郎さんというドリームタッグで制作されたのは意外で、アニソン界的にも大きめの話題だったかと思います。
 さらにボートレースチャンネルJLCの中継ではグランプリのオープニング曲を藤間さんが手掛けるなど、アニメ・ゲーム以外の世界でも活動の幅を広げていて、これからも意外なところでエレガ楽曲を聴く機会があるかもしれないと思わせてくれました。
 
 それにしても上記の量の楽曲を9、10人で制作してるの冷静に考えてヤバくない……?という感じなのですが、まだ詳細が発表されていないコンテンツ(『クラシック★スターズ』など)もあり、2020年以降のエレガの行く先は想像がつきません。
 いやはや楽しみですね。まずは1月のバンドリからしっかり観て聴いていきたいと思います。

 

【試聴動画】Poppin'Party 15th Single 「イニシャル/夢を撃ち抜く瞬間に!」(1/8発売!!)

2019年アニメ音楽10選(エレガ以外)

 2019年も残りわずか。今年は「平成アニソン大賞」だったり、「アニソン派!」だったり、アニメ楽曲をブランド化するイベントが多かった印象です。

 もうサブのカルチャーじゃないんだぜ、もっともっと地位上げてこー!という気持ちもありつつ、サブのままのほうが自由度高くて面白いんじゃないかな?の気持ちもありつつ。

 それはさておき、個人的な2019年アニメ楽曲10選、やっていきます。ちなみにElements Garden楽曲は別枠にてやっております。

 選曲基準は
・今年(2019年)にフルサイズが発売、配信ないし公開された楽曲。
・アニメ、ゲーム、声優といった広義のサブカルチャー楽曲(以下では、これらの総称として「アニメ楽曲」あるいは「アニソン」と呼んでいます)。

 ではでは、れでぃごー。

1、アイツとキミ~二度とない運命~ / 中野二乃(CV: 竹達彩奈

作詞:結城アイラ
作曲・編曲:本田正樹

アイツとキミ~二度とない運命~

アイツとキミ~二度とない運命~


TVアニメ「五等分の花嫁」キャラクターソング・ミニアルバム試聴動画(サビver.)

 TVアニメ『五等分の花嫁』のキャラクターソング・ミニアルバム収録。正直、一花と五月のキャラソンとも迷ったけど、今回は二乃に軍配。
 5人のヒロインたちの曲の中でいちばん「キャラソン」だったから、というのが選出理由。ノリやすいバンドサウンドで、メロディがとても心地良い。
 ちなみに自分は三玖派だと知り合いに言ったら「ええ!?それはオタクじゃないですか!ボクは二乃が好きです」と言われました。

2、IMMORAL WORLD / UNDEAD〈朔間 零(CV: 増田俊樹)、羽風 薫(CV: 細貝 圭)、大神晃牙(CV: 小野友樹)、乙狩アドニス(CV: 羽多野 渉)〉

作詞:こだまさおり
作曲・編曲:矢鴇つかさArte Refact

IMMORAL WORLD

IMMORAL WORLD


 TVアニメ『あんさんぶるスターズ!』EDテーマ集1収録。あんスタはユニットだと流星隊が好きなのですが、曲はダントツでUNDEADが好きです。
 サウンドはハードで情熱的なロックなのですが、怜悧でジャジーなピアノも入ってきて、とても大人びた雰囲気の楽曲です。アウトロのコールも含めて、最初から最後までライブでの光景が目に浮かぶようなエネルギーがあります。

 ところでUNDEADは2015年に「ハニーミルクはお好みで」という曲が発表されていますが、これがスゴく良い。とにかく良い。2018年発売のアルバムにも入ってるので聴いてほしい(紹介するタイミングを失っていたのでここで供養)。

ハニーミルクはお好みで

ハニーミルクはお好みで

3、Life is tasty! / 燦鳥ノム

作詞・作曲・編曲:じん

Life is tasty!

Life is tasty!

  • 燦鳥ノム
  • J-Pop
  • ¥255


Life is tasty!/燦鳥ノム【オリジナル曲】

 サントリー発のバーチャルYouTuber燦鳥ノムの初オリジナル曲。「クラフトボス」という飲料製品のイメージ、燦鳥ノムというキャラクターのイメージを見事に融合させた珠玉の1曲で、スッキリ感がたまらなくてずっと聴いてしまいます。
 今年の夏は朝、電車乗ったら必ず最初に聴く曲となっておりました。
 ここに書いていいのか分からないのですが(ダメなら消します)、作詞作編曲のじんさんにめちゃくちゃ聴いてます~とお話ししたら、イントロとアウトロの冷蔵庫の音はじんさんの家の冷蔵庫で録ったと教えていただきました。
 ……クリエイターの家電が登場する楽曲をまとめる必要性がありますね?(※アイマスの「CRIMSON LOVERS」という楽曲の間奏に作編曲の広川恵一さん(MONACA)の家の掃除機の音が入っていることを念頭においている)

4、Don't think,スマイル!!/ KiRaRe

作詞:高瀬愛虹
作曲・編曲:伊藤 翼

Don't think,スマイル!!

Don't think,スマイル!!

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥255

 TVアニメ『Re:ステージ! ドリームデイズ♪』OP主題歌。この記事を書く前に一通り「今年の10選」を挙げているブログ記事を読んだのですが、「ハッピータイフーン」を挙げている人のほうが多かった気がしました。でも個人的にはこっち。
 リズム感がめちゃくちゃ好きなんですよね。サビの「だから何度も!何度も!何度も!」のところとか。
 2番のあとの間奏に、これまでのKiRaRe楽曲のフレーズが出てくるのもエモい。「アニメを観てください」と言われたので早く観ようと思います(未視聴)。

5、comic cosmic(M@STER VERSION) /

佐久間まゆ (CV: 牧野由依)、久川 颯 (CV: 長江里加)、中野有香 (CV: 下地紫野)、佐々木千枝 (CV: 今井麻夏) 、堀 裕子 (CV: 鈴木絵理)

作詞:只野菜摘
作曲・編曲: 篠崎あやと、橘亮祐

comic cosmic (M@STER VERSION)

comic cosmic (M@STER VERSION)

 アプリゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』楽曲。
 デレステは「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」や「しゅがーはぁと☆レボリューション」、「無重力シャトル」も捨てがたい……ええ、「Fascinate」って2019年!?みたいな状態でした。発売ベースでいくと「Sunshine See May」も良かった……。とにかく絞るのはとても難しかったです。あ、「TRUE COLORS」も好き……。
 しかし、数ある強力な楽曲のなかから選んだ「comic cosmic」は、とにかく祝祭感・非日常感があって、曲の間だけ自分を別の世界に連れていってくれるように思えました。

 「かけがえのないこの時間は みんなでつくりだすもの」

 これライブで歌われたら泣いちゃうんだろうなあの予感しかないですね。

6、道化師と♠️(sadness) / 古川 慎

作詞:古川 慎
作曲・編曲:本多友紀Arte Refact

サブスクなし


古川 慎 / 2nd Single 「地図が無くても戻るから」試聴動画

 古川慎さんの2ndシングルのカップリング曲。ジャズです。1stの表題曲「miserable masquerade」の続編みたいな感じなんでしょうか。
 ホーンセクションがアダルトで、陰のある楽曲を優美に彩ります。本多さん、こういう引き出しもあったのか~と驚きました。
 いやはやこの曲、楽曲派を名乗る人間が誰も推薦してないのは納得がいかない!!
 個人的にももっと男性声優さんの曲も追っていきたいですね。寺島拓篤さんの「Buddy, steady, go!」も良かったですね。

7、TwinkleStars / ユイ(CV: 種田梨沙)、ヒヨリ(CV: 東山奈央)、レイ(CV: 早見沙織

作詞:辻 純更
作曲・編曲:石濱 翔(MONACA

TwinkleStars

TwinkleStars

 『プリンセスコネクト!Re:Dive』挿入歌。イントロからベースのスラップがヤバい!と話題のこの曲は、MONACAの石濱さんによる作編曲。近年の石濱さん楽曲はクラブサウンド系が多かったので、なんとなく回帰感がありました。
 歌っているのが種田さん、早見さん、東山さんとのことで、好みの声が重なっているのも激賞ポイントです。
 プリコネ曲、井上拓さん作編曲の「We Are Golden」と最後までどちらを入れるべきか悩みましたが、気がついたら「TwinkleStars」を口ずさんでいたので、今回はこちらが入りました(天徳の内裏歌合において、壬生忠見平兼盛の対決を決した村上帝の気持ち)。

8、Blast! / TRUE

作詞:唐沢美帆
作曲・編曲:加藤裕介

Blast!

Blast!

  • TRUE
  • アニメ
  • ¥255



【TRUE】「Blast!」MV Short Ver.(『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』主題歌)

 『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』主題歌。
 『響け!』の劇場版主題歌とのことで、吹奏楽を活かした楽曲で、とにかくパワフルでエネルギッシュで聴いていると元気がもらえます。
 歌詞が全てあまりにも良すぎて、北宇治の吹奏楽部員に移入しちゃうのですが、その中でも特に大サビの歌詞が本当にシリーズのストーリーを思い出させて涙を誘うんですよね。劇場でもスタッフロールを前に静かに泣きました。

 「受け継がれてく思い
  先を行く先輩の願い
  Ah 果たされてく金色の誓い
  私を強く変えてくれる」

 詞が活き活きとしている楽曲を聴くと、音楽とは本来こういう詞のもつ潜在力を高めるためのものなんじゃないか、みたいな些か呪術的な側面に思いを馳せてしまうのですが、曲にのることでスッと自分に染みこんでくるのですね。 

9、ファンサ / mona(CV:夏川椎菜

作詞・作曲・編曲:HoneyWorks


【MV】ファンサ/mona(CV:夏川椎菜)【HoneyWorks】

 この曲、顔と声がめちゃくちゃ好きなライバーさんがカバーしたんですよ。それを聴いてからめちゃくちゃ良い曲だ!!!となって、こちらの公式動画を日々再生しています。
 緑仙のカバー、鷹宮リオン様のカバー、富士葵ちゃんのカバー、それぞれ雰囲気が違うのでぜんぶ聴き比べて好みを見つけるのも良いですね。
 そういえば、この曲も含めて多くのハニワ楽曲で、樋口幸佑さん(ぐーさん)がドラムを叩いているのですが、2019年1月の大阪での樋口楓さんライブ「KANA-DERO」でもドラムを担当されていましたね。めちゃくちゃ良かったなあ……なんだかもうだいぶ前のことに感じますね……何故でしょう……。

10、Virtual to LIVE / にじさんじ

作詞・作曲・編曲:kz

Virtual to LIVE

Virtual to LIVE


にじさんじ - Virtual to LIVE [Official Music Video]


 にじさんじ一周年楽曲。バーチャルライバーたちの活動の軌跡であり、結晶です。
 アルバム『にじさんじ Music MIX UP!!』の楽曲もどれもよくて、2019年の下半期はアルバム通しでかなり再生していました。
 何がイイって「思い入れができたから」なんですよね。ここ数年、音楽を作曲家さんで追って聴いてきて、それはそれとしておもしろかったのですが、最近は声の良さや歌っている人への思い入れでも聴くことの良さも思い出して、一般人のような聴き方に回帰しました。
 そのきっかけはにじさんじライバーさんたちの歌ってみただったり、オリジナル曲だったりするので、自分の音楽体験によくも影響を与えてくれたな、にじさんじ!という気持ちです。
 思い入れ抜きにしても、良い曲だよ~~~。


 というわけで、以上が個人的10選となりました。

 私の10選には入らなかったのですが、夏川椎菜さんのアルバム『ログライン』と水瀬いのりさんのアルバム『Catch the Rainbow!』を選んでいる方が結構多かったですね。個人的に夏川さんは『EP01』のほうが好みの傾向でしたが、世の中的には『ログライン』のほうが強いのかな。
 
 せっかくなので、その他のノミネート曲にも言及しておきたいですね。とりあえずタイトルだけ10曲ほど。どれも良かった!

・ソラノネ(ZAQ
・ささやかな祝祭(sora tob sakana
・イヤヨイヤヨモスキノウチ!(スピラ・スピカ)
・花咲キオトメ(七花少女)
・楽園都市(オーイシマサヨシ
・Music Power→‼︎‼︎(スフィア)
・蝶になってみませんか(凛明館女学校)
・Courageous-Clap(田所あずさ
・ホットホワイトデリバリー♪(モカ(CV: 茅野愛衣))
・PEARL(伊藤美来

 来年も良い曲にたくさん出会えるように頑張って聴いていきたいと思います!